![]() 喫煙物
专利摘要:
本発明は、たばこ葉と、吸引抵抗と、たばこ葉に作用する化学熱源とを具える喫煙物に関する。本発明によれば、熱源はヒートチャンバで構成され、外的な刺激によって活性化して発熱する。本発明は更に、この喫煙物の製造方法に関する。なし 公开号:JP2011509667A 申请号:JP2010542657 申请日:2009-01-21 公开日:2011-03-31 发明作者:クイスティラ,カヤ;クンナリ,ヴェサ;ヒューメ,エーロ 申请人:ステージモード オイStagemode Oy; IPC主号:A24F47-00
专利说明:
[0001] この発明は、請求項1の前文において定義される喫煙物と、請求項16および請求項21の前文において定義される喫煙物の製造方法に係る。] 背景技術 [0002] たばこに含まれているニコチンが持つ依存性により、喫煙者にとって喫煙を止めることは非常に難しい。この代替として受け入れられているのは、喫煙の代わりに、ニコチンを他の形態あるいは他の方法で摂取することであった。] [0003] 公知のたばこ代替品及び/又は禁煙を補助する物品には、ニコチンが添加されたチューインガム、膏薬、スプレー式点鼻薬あるいは薬用キャンディが挙げられる。] [0004] これらの代替品の問題は、その使用が喫煙体験を伴わないことにある。喫煙者は実際の喫煙体験を欲しており、それによって、例えばたばこの喫味や煙を口中で味わうことを望んでいる。] [0005] 米国特許第7290549号公報は、煙の出ない喫煙物を開示している。この喫煙物はたばこ葉と、これを加熱してたばこの芳香もしくはたばこ香気成分を含んだアエロゾルを揮発させる煙の出ない化学的な熱源を具えている。熱源のヒートチャンバは、発熱性の化合物(マグネシウムと鉄のような)を含有する発熱カートリッジと、破砕し易い隔壁によって分離されている活性化溶液(塩化カリウムと硝酸カリウムの溶液のような)を具えている。この喫煙物においては、隔壁を破砕することで、発熱カートリッジと活性化溶液とを合わせて、発熱反応が提供される。] [0006] 煙の出ない喫煙物に係る問題は、約125℃乃至150℃であるたばこ葉の最適揮発温度範囲に至るまでの温度上昇が遅いことである。加えて、発熱反応を開始するには、喫煙物が二つの個別のチャンバを組み合わせる必要がある。] [0007] EP第0371285号公報は、たばこ葉と、フィルタ・エレメントと、熱源を具える喫煙物を開示している。この熱源は、水と接触したときに発熱反応を起こす物質(例えば、金属酸化物と無水金属硫酸塩)を含有している。水とこの熱源となる成分との接触は、たばこ葉を温めて揮発させる熱を生成する。この反応に必要な水は、熱源に噴射させてもよく、別になった破砕性のカプセルに組込んだり、固形塩・含水塩に含浸させることも可能である。] [0008] 米国特許第5285798号の公報は、たばこ葉と、フィルタ・エレメントと、熱源とを具える喫煙物を開示している。熱源となる化学物質は、少なくとも二つの金属素材を具え、電解質溶液、例えば水と接触したときに電気化学的に反応する。この電気化学的反応が、たばこ葉を温めて揮発させる熱を生成する。] [0009] 上記の喫煙物に係る問題は、発熱反応を提供する水を、喫煙物内で、共に反応する化合物から分離しておかなければならないことである。これらの喫煙物は常に、発熱反応を起すために、分離した水カプセル、水注入あるいは含水塩からの水放出を必要とする。] [0010] [発明の目的] 本発明の目的は、構造と取扱が簡単で、液体または水を別途添加したりそのためのチャンバを用いることなく、熱源がたばこ葉を最適に揮発させる温度まで速やかに到達する、煙の出ない新しいタイプの喫煙物を提供することである。本発明の喫煙物の更なる目的は、たばこ葉やその他の成分を燃焼させることなく、外に煙を出さず、また一酸化炭素のような燃焼生成物もなんら出すことなく、喫煙者に喫煙体感を提供することである。この発明の一つの特別な目的は、上述した問題点を軽減することである。] [0011] 本発明のもう一つの目的は、この喫煙物の製造方法を開示することである。] [0012] 本発明による喫煙物は、請求項1において記載されている事項を特徴とする。] [0013] 本発明による喫煙物の製造方法は、請求項16および請求項21において記載されている事項を特徴とする。] [0014] 本発明による喫煙物は、たばこ葉と、吸引抵抗体と、たばこ葉に作用する化学的な熱源とで構成されている。化学的な熱源は、ある連続量で形成されたヒートチャンバを具え、外部の熱及び/又は酸素励起によって活性化される。この化学的な熱源は、発熱反応に基づく。] [0015] ヒートチャンバは閉鎖型であってもよい。] [0016] ヒートチャンバ内で生成される熱は、たばこ葉が揮発する望ましい温度である125℃から150℃の範囲に迅速に達し、この温度範囲内に温度を維持する。この熱は、たばこ葉から芳香とニコチンを揮発させる。たばこ葉からの芳香と、ニコチンのようなその他の活性物質は、燃焼や煙の発生を伴うことなく、望ましい揮発温度領域で最適に放出され得る。] [0017] ヒートチャンバは、発熱能力がある化合物を内蔵している。この化合物は通常、単一もしくは複数の金属及び/又は強酸性の酸化剤を含んでいる。この金属は、遷移金属、アルカリ金属、アルカリ土類及び/又はその他のグループに属する金属である。適用可能な金属の典型的な例は、鉄(Fe)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、リチウム(Li)、コバルト(Co)、プラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、銅(Cu)、シリコン(Si)であり、なかでも鉄が望ましい。強酸性の酸化剤は、金属酸化物、金属過酸化物及び/又は金属酸化物塩であり、例えば、過マンガン酸カリウム、二酸化マンガン、鉛3−テトラオキシド、過酸化バリウム、臭素酸塩、塩素酸塩等であってもよい。強酸性の酸化剤は、過マンガン酸カリウム(KMnO4)もしくは酸素が望ましい。] [0018] 化合物は、安全な反応が生じるように選択され、反応によって生じる熱が、高すぎない最大温度に迅速に上昇し、反応時の熱の精製が長時間持続するように選択される。] [0019] 本発明の望ましい実施例においては、この化合物が無水化合物である。] [0020] ヒートチャンバは、例えば炭素などの反応用触媒を内蔵していてもよい。] [0021] ヒートチャンバには、化学的な反応開始物質と共に、不活性充填材を追加することもできる。不活性充填物質は、例えば蓄熱できる結合剤などの一般的な添加物を含むものでもよい。] [0022] ヒートチャンバは、ヒートチャンバによって生じる、通常約220℃ほどの温度を維持する材料でできている。反応時に発生する温度と圧力、及び、反応中にできる化合物に耐性がある、ポリマーベース、紙ベース、天然繊維ベース、セラミックベース、あるいはガラスベース及び/又は金属ベースの材料を、ヒートチャンバの製造に用いることができる。ポリマーベース材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、その他のポリオレフィン、ポリエステル及び/又はその他同等の重合体材料及び/又はその混合物を挙げることができる。紙ベースの材料には、紙及び/又はコート紙及び/又は天然繊維ベースのその他の材料を挙げることができる。] [0023] ヒートチャンバの材料は、酸化剤として酸素を用いる場合は、酸素非透過性である。] [0024] ヒートチャンバは、断熱層及び/又は蓄熱層を具えていてもよい。ヒートチャンバは、例えばアルミニウムのような熱伝導性物質でできている場合、断熱層を設けることが好ましい。この断熱層は、テキスタイルやペーパーボードあるいはポリスチレンのような天然または合成重合体材料か、あるいはセラミックベース、ガラスベース、あるいは金属ベースの材料で作ることができる。蓄熱層は、安定して長時間持続する最適な熱が得られるようにする。蓄熱層は例えばワックスで作ることができる。] [0025] 熱源を活性化する外部励起は、熱及び/又は酸素である。この熱は、例えばマッチあるいはライターを用いた火、あるいは例えば電熱線を用いた電力、あるいは発火剤及び/又はその他の発火熱を提供する励起によって、提供される。適用される酸素は、通常、熱源に接触した空気に含まれる酸素であり、例えば、酸素非透過性の気密ヒートチャンバの壁を破ることで、酸素非透過性の保護フィルムまたはパッケージでカバーされた喫煙物にあっては、この保護フィルムまたはパッケージを除去することで、及び/又は、酸素非透過性のヒートチャンバを同様の方法で空気に触れさせることによって、提供される。] [0026] 本発明の好ましい実施例においては、熱源が鉄と過マンガン酸カリウムを化合物として含有している。反応開始物質間の反応は、マッチ、ライター、発火剤、及び/又は、電熱線によってこの混合物を加熱することによって開始される。酸素は反応開始時には必要でない。] [0027] 反応レートおよび反応時に発生する熱は、化合物の重量比で調整することができる。この重量比は、ヒートチャンバの被覆材の熱伝導率に従って選択されるものとする。] [0028] 本発明の好ましい実施例において、過マンガン酸カリウムと鉄の重量比が5:95から95:5の間にあり、好ましくは25:75から50:50、より好ましくは30:70の間にある。] [0029] 本発明の更に好ましい実施例においては、ヒートチャンバは鉄、硫化ナトリウム、及び炭素を含み、酸素または空気の存在下で次の反応式にしたがって、相互に接触する。 Na2S × H2O + C + Fe + CaO + O2 → Na2SO4 + CaCO3 + FenOm (酸化鉄)] [0030] 炭素の触媒効果によって、鉄が発熱し、この反応で生じる熱が更に上昇する。硫化ナトリウムは水和性でも無水性でもよい。酸化カルシウムが硫化ナトリウムの結晶水と反応し、反応で生じる温度がいっそう迅速に上昇する。ヒートチャンバの材料は酸素非透過性である。] [0031] たばこ葉は、一種類のたばこ葉及び/又は混合したたばこ葉であり、それはたばこ業界で公知である生葉の処理方法によって処理したものであってもよい。たばこ葉及び/又は混合たばこ葉は、細かく刻んだ細刻たばこ、撚りたばこ、フレーク状たばこ、粉末状たばこ、処理済たばこ、押出たばこ、たばこ抽出物及びたばこ業界で用いられる同等の処理を施した形のたばこ葉など、様々な方法で処理されたたばこ葉を含む。たばこ抽出物は、例えば、たばこエッセンス、たばこ葉の香油、噴霧乾燥あるいは凍結乾燥したたばこ抽出物、及びたばこ原料の調製に使用する、対応するたばこ抽出物を含む。] [0032] メンソール、バニラ、ココア、甘草、桂皮アルデヒド、その他といった香味成分のほか、たばこ香料調整剤やその他の調整剤、たばこ製造工程で使用する添加剤や充填剤、及びニコチンもたばこ葉に添加できる。] [0033] この喫煙物のたばこ葉に含まれるニコチンの量は、通常、0.1mgから1.0mgである。] [0034] この喫煙物の吸引抵抗は、紙巻きたばこを吸ったときの抵抗であり、喫煙者はこのようにして自分の喫煙リズムをコントロールする吸引リズムを活用することができる。吸引抵抗は、喫煙物の一端に配置することが好ましい。] [0035] 本発明の好ましい実施例において、吸引抵抗とは、たばこ葉が喫煙者に接触しないようにするフィルタ、及び/又は、タールなどのように、たばこ葉の揮発時に生じる有害な成分を濾過するフィルタである。] [0036] 喫煙物は更に、熱源を活性化する熱源に連結した熱供給エレメントを具える。この熱供給エレメントは、発火剤であってもよく、例えば喫煙物を折ることによって、あるいは、電流がワイヤ、ヒューズ、及び/又は発火テープに流れると強く加熱するタングステンなどの抵抗ワイヤによって、ヒートチャンバが活性化される。] [0037] 喫煙物は更に、ユーザに吸引され呼吸され、たばこ葉の揮発によって生じる煙を冷却する冷却部を具える。この冷却部はまた、細かく刻まれたたばこ葉からでる煙の量を調整することも可能である。冷却部の流路は、喫煙物の流路と等しいか実質的に小さい。冷却部の断面を喫煙物の断面より小さくなるように調整することで、吸引される煙の量が減少し、喫煙物の使用時間を延長させる。冷却部は、吸引抵抗とたばこ葉との間に配置することが好ましい。] [0038] 冷却部の材料は、何らかの断熱性と耐熱性を具える材料であり、好ましくは耐熱樹脂である。] [0039] 本発明の実施例において、ヒートチャンバは喫煙物中でたばこ葉に囲われている。ヒートチャンバは、棒状もしくは螺旋状、あるいはアコーディオン状あるいは波型形状、もしくはその他の何らかの形状に折畳まれた構造を持つ。ヒートチャンバの構造を上記の形にすることによって、喫煙物内により長いヒートチャンバを適合させることができる。ヒートチャンバが長いほど、より安定し、より長持ちする最適な熱と、より長時間の喫煙物の使用を提供する。] [0040] 本発明の更なる実施例においては、喫煙物中で、たばこ葉がヒートチャンバに囲われている。このヒートチャンバは中空状である。] [0041] 喫煙物は、たばこの巻紙及び/又はたばこ巻紙に似た他の材料で覆うようにしてもよい。] [0042] たばこの巻紙表面は、熱の影響で色が変わるサーモクローム顔料のような着色料で処理したものでもよい。これは紙巻たばこが燃えているかのように見せる。] [0043] 喫煙物は、ほぼ断面円形の実質的に筒状及び/又は棒状である。断面は矩形あるいは平板であってもよい。喫煙物は伝統的な紙巻たばこの形をしていることが望ましい。] [0044] 喫煙物は、 化合物を組合せてヒートチャンバを形成し、化合物をヒートチャンバ内に封入し、 たばこ葉の層をヒートチャンバに接触させ、 喫煙物の一端に吸引抵抗を配置し、 たばこ葉の層に接触しているヒートチャンバをコーティングして、 製造する。] [0045] ヒートチャンバは、棒状もしくは螺旋状、あるいはアコーディオン状あるいは波型形状、もしくはその他の何らかの形状に折畳まれた構造、又は筒状構造を持つ。] [0046] たばこ葉の層は、実質的に棒状、螺旋状、アコーディオン状、波状あるいは他の形状に折畳まれたヒートチャンバの周囲に巻くか、あるいはほぼ筒状のヒートチャンバ内に配置できる。] [0047] 必要であれば、ヒートチャンバとたばこ葉の間に、断熱層及び/又は蓄熱層を配置する。] [0048] 必要であれば、コーティング前に、あるいはコーティングと共に、たばこ葉層又はヒートチャンバの上に断熱層を配置しても良い。喫煙物は通常はたばこ巻紙で被覆する。] [0049] 所望であれば、喫煙物の一方の端部に冷却部を配置する。冷却部は、吸引抵抗とたばこ葉との間に配置することが望ましい。] [0050] 本発明による喫煙物は、たばこ葉がヒートチャンバで囲われているタイプのものは、反応開始物質である化合物を、巻いて筒状構造にした平板状の構造体に接着させるあるいは固定させることによっても製造できる。保護フィルム、断熱層及び/又は蓄熱層は、例えばラミネート加工することによって、反応開始物質の上に配置してもよい。たばこ葉は、中空構造体の内側あるいは外側に配置される。平板状の構造体は、たばこ巻紙、断熱層及び/又は蓄熱層によって形成することができる。] [0051] 熱源の製造には、酸素が外部から熱源を励起する手段として使用される場合には、例えば窒素や二酸化炭素あるいはアルゴンガスを含む実質的に無酸素の雰囲気が必要である。この製造はバッチプロセスとして行われる。この場合に、化合物を混合して、全体が閉鎖されていて窒素ガスあるいはアルゴンガスで満たされた無酸素空間でヒートチャンバを閉じる。製造段階からユーザに至るまで、気密性を維持する必要が有る。喫煙物は気密下で個別パッケージに包装される。] [0052] 本発明による喫煙物は、喫煙者が、加熱によりあるいは酸素により発熱性のヒートチャンバを活性化させると、直ぐに使用できる。ヒートチャンバの温度は、たばこ葉の揮発温度に迅速に上昇し、たばこ葉のニコチンと芳香、及び/又は、たばこ葉に添加された香味成分を揮発させる。喫煙者は揮発したたばこ葉のニコチンと芳香を感じ取ることができて、フィルタを通してたばこ葉を吸引すると、煙無しに喫煙体験を味わうことができる。ヒートチャンバは、たばこ葉の成分を揮発させるに充分且つ迅速に熱を発し、望ましい揮発の温度範囲を数分間に亘って維持する。喫煙物とそのヒートチャンバは、構造も操作も簡単である。ヒートチャンバ内でのエネルギー生産するにあたって、例えば、ヒートチャンバに水を注入して化合物と水を合わせたり、分離した液状カプセルを破砕したり、含水塩を用いることは不要である。取り扱いに際しては、この喫煙物は、紙巻たばこや葉巻などの本物の喫煙物と同じ感じとなり、視覚的にも同じ外観である。加えて、本喫煙物は貯蔵性にも優れている。喫煙物の反応生成物は有毒でなく、通常の家庭ゴミと共に安全に廃棄することができる。] 図面の簡単な説明 [0053] 図1は、本発明による喫煙物を側面から見た図である。 図2は、本発明による第2の喫煙物を側面から見た図である。 図3は、本発明による第3の喫煙物を側面から見た図である。 図4は、本発明による喫煙物の断面を示す図である。 図5は、ヒートチャンバ内の化合物の効果、加熱率についてのその重量比、最大温度、及び温度の時間変化を示すグラフである。 図6は、本発明による第4の喫煙物を側面から見た図である。 図7は、本発明による第5の喫煙物を側面から見た図である。 図8は、本発明による第6の喫煙物を側面から見た図である。] 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 [0054] 図1による喫煙物(1)は、紙巻たばことして形成されている。この喫煙物は、ほぼ棒状の熱源(2)を具えており、これはたばこ葉層(3)で囲まれた閉鎖型ヒートチャンバである。喫煙物の一方の端部には、吸引抵抗(4)が設けられており、通常、これはフィルタである。熱源(2)は、発熱反応をする、好ましくは酸化金属鉄と強酸性の酸化剤である過マンガン酸カリウムとの化合物を内蔵している。ヒートチャンバのこの化合物は、不活性充填物の中に存在する。喫煙物(1)は、たばこ巻紙(7)で覆われている。] 図1 [0055] 図2による喫煙物(1)では、たばこ葉(3)は棒状の閉鎖型熱源(2)で囲まれている。その他の点は、上記の喫煙物と同様である。] 図2 [0056] 図3および図4に示す喫煙物(1)では、蓄熱層(5)が熱源(2)とたばこ葉(3)との間に設けられており、より安定して放熱し、たばこ葉の所望の揮発温度領域をより長時間維持している。蓄熱層(5)は、例えばアルミニウムのような金属を含有する層である。更に、たばこ葉(3)の層は、例えばポリスチレンベースの材料のような熱伝導率の低い断熱層(6)で覆われており、この紙巻たばこは手に持ってもあまり熱く感じない。] 図3 図4 [0057] ヒートチャンバの材料が熱伝導性である、及び/又は、ヒートチャンバの反応がたばこ葉の揮発温度よりも高い熱を発生する場合は、蓄熱層(5)の代わりに、この蓄熱層の位置に、あるいはこの層と共に、断熱層(6)を配置しても良い。] [0058] 代替的に、図3および図4に示す喫煙物においては、熱源(2)をたばこ葉(3)の位置に、及びたばこ葉(3)を熱源(2)の位置に配置してもよい。この場合は、たばこ葉が熱源に囲まれ、蓄熱層(5)がその間に配置される。さらに、熱源は断熱層(6)によって覆われる。] 図3 図4 [0059] 図6に示す喫煙物(1)においては、棒状の熱源(2)が螺旋状に曲げられており、この熱源がたばこ葉(3)で囲まれている。ヒートチャンバが長いほど、所望の揮発領域での温度がより長く維持される。] 図6 [0060] 図7に示す喫煙物(1)においては、棒状の熱源(2)はアコーディオン状に折り曲げられており、たばこ葉(3)で囲まれている。喫煙物の一方の端部の吸引抵抗(4)と、たばこ葉(3)と熱源(2)を形成する部分との間には冷却部(8)が配置されており、この冷却部は断面が喫煙物よりも小さく、たばこ葉から揮発しながらこれを通過する煙を冷却し、吸引される煙の量を減らして、これによって喫煙物の使用時間を延長する。冷却部(8)は、通常、耐熱樹脂でできている。冷却部(8)囲んでいるセクション(9)は通常、空気を含む。] 図7 [0061] 冷却部(8)の断面は、喫煙物の断面と同じでもよく、その場合、冷却部は、単に、たばこ葉から揮発する煙をユーザに適するように冷却する。] [0062] 図8による喫煙物(1)では、ヒートチャンバ(3)が3本の棒状ヒートチャンバを組み合わせて形成されている。ヒートチャンバが長いほど、より長い使用時間となる。] 図8 [0063] 発熱反応におけるヒートチャンバの化合物である反応開始物質の効果を、実験によって試験した。様々な重量比の反応開始物質を試験に用いて、加熱率、最大温度、経過時間における温度変化について、その効果を検証した。加熱試験は、重量比30:70および70:30の過マンガン酸カリウムと鉄を用いて行った。1.0gの反応開始物質の混合物を試験に使用した。この反応は、アルミニウム製もしくはガラス製のチューブに反応開始物質を入れて、電気式発火装置によって反応させた。温度は、チューブに取付けた熱エレメントによって追跡した。] [0064] 標準サイズの紙巻たばこの細刻葉の中にチューブを装填して、細刻葉用の空間が残るようした。アルミニウムや、ガラス製のチューブの内径、外径、及び壁厚は、それぞれ、アルミニウム製の場合が4.75mm、4.05mm、0.35mmであり、ガラス製の場合が5.06mm、3.06mm、1mmであった。チューブ長は55mmであり、これはフィルタ付紙巻たばこ用の巻上機に適合する。] [0065] 実施した加熱試験の結果を、図5に示す。] 図5 [0066] この試験結果によれば、全ての試験において温度は、たばこ葉の最適揮発領域に20秒以下で上昇したことを示した。] [0067] 重量比70:30の過マンガン酸カリウム/鉄は、紙を巻紙として使う場合には特に、生成する温度が高すぎる。この重量比では、断熱層を使用する必要がある。] [0068] 重量比30:70の過マンガン酸カリウム/鉄を、ガラス製チューブ、アルミニウム製チューブ、及び断熱ガラス製チューブを用いて比較した。この結果によると、ガラス製チューブはアルミニウム製チューブよりも長時間熱を保ち、最大温度は約50℃以上に上がった。] [0069] ガラス製チューブを、薄い布で覆ったアルミニウムフォイルで断熱して、最大温度に達する時間を数10秒遅らせた。揮発領域への到達が約10秒程度遅れたが、温度は断熱されていないチューブと比べて、この領域上で2.5倍長持ちし、約2分間であった。] [0070] この無煙喫煙物の機能性を実験によって試験した。断熱ガラスチューブをヒートチャンバ構造体として使用した。この構造は実施例1のものと同様である。アルミニウムフォイルと布で形成した断熱層の厚さは0.56mmであった。] [0071] 1.0gの過マンガン酸カリウムと鉄の混合物(30:70)をヒートチャンバに導入した。] [0072] 巻紙およびフィルタそして細刻葉をセットした巻上機にヒートチャンバを配置して、喫煙物を巻き上げて、喫煙物を作った。] [0073] ワイヤに電流を流して発熱させた抵抗線によって反応を開始させる熱を喫煙物に導入した。] [0074] 試験後、喫煙物を目視で検査して、たばこ葉からタールが巻紙面に分離したことが観察された。ヒートチャンバの反応がたばこの成分を細刻葉から分離したことが、フィルタから見てとれた。試験後、開けてみると、シガレット中に細刻葉の燃焼痕や黒ずみは観察されなかった。] [0075] この試験は、ヒートチャンバの成分や構造を工夫したことによって、喫煙物中のたばこ葉から煙草の芳香やニコチンを揮発させることができることを証明した。] [0076] この試験では、本発明による無煙喫煙物、通常の紙巻たばこ、及び市販されている無煙たばこについて、輝発成分である、ニコチン、一酸化炭素、タールについての比較を行った。実施例2の喫煙物を無権喫煙物として使用し、フィリップ・モリス社のMarlboroの“Gold”を通常の紙巻たばことして使用した。ウッドリーフ・コーポレーションの銘柄「Aeros」の喫煙物を市販の無煙たばことして使用した。これは両端を閉じたプラスティックチューブをベースとしており、ニコチンとたばこの芳香を含浸させた母材を含んでいる。喫煙者はプラスティックチューブの両端を切り取って、チューブから空気を吸引するとニコチンとたばこの芳香が喫煙者の口と器官に入る。] [0077] ニコチンとタール成分はGC−MS装置を用いて、二酸化炭素はGC−TDC装置を用いて測定した。紙巻きたばこについて二つの分析を並行して行った。本発明の喫煙物(SAI)についての結果は、通常の紙巻たばこの細刻葉の量に換算した。結果を表1に示す。] 実施例 [0078] 本発明は、上述した例示的な実施例に限定されるものではなく、請求項によって定義される発明思想の範囲内において、多くのバリエーションが可能である。]
权利要求:
請求項1 たばこ葉と、吸引抵抗と、前記たばこ葉に連結する化学的な熱源とを具える喫煙物において、前記熱源は、一の連続量によって形成されたヒートチャンバを具え、前記熱源が外部の熱及び/又は酸素の励起によって活性化されることを特徴とする喫煙物。 請求項2 請求項1に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバが閉鎖型であることを特徴とする喫煙物。 請求項3 請求項1または2に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバが、発熱性の化合物を含有することを特徴とする喫煙物。 請求項4 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記化合物は、鉄、アルミニウム、マグネシウム、リチウム、コバルト、プラチナ、パラジウム、銅、シリコンなどの、単一もしくは複数の金属、及び/又は、強酸性の酸化剤を含むことを特徴とする喫煙物。 請求項5 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバの材料が、ポリマーベース、紙ベース、天然繊維ベース、セラミックベース、ガラスベース、及び/又は、金属ベースの材料であることを特徴とする喫煙物。 請求項6 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバが、断熱層及び/又は蓄熱層を具えることを特徴とする喫煙物。 請求項7 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバ内の化合物が、鉄と過マンガン酸カリウムを含むものであり、その反応が熱によって励起されることを特徴とする喫煙物。 請求項8 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の喫煙物において、過マンガン酸カリウムと鉄の重量比が5:95から95:5の範囲にあり、望ましくは25:75から50:50の範囲、更に望ましくは30:70であることを特徴とする喫煙物。 請求項9 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバ内の化合物が、鉄、硫化ナトリウム、炭素、酸化カルシウムを含み、これらの反応が酸素によって励起されることを特徴とする喫煙物。 請求項10 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記吸引抵抗がフィルタであることを特徴とする喫煙物。 請求項11 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記喫煙物が更に、反応開始用の熱供給エレメントを具えることを特徴とする喫煙物。 請求項12 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記反応開始用の熱供給エレメントが、発火剤、電熱線、導火線、及び/又は、発火テープであることを特徴とする喫煙物。 請求項13 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記喫煙物が更に、冷却部を具えることを特徴とする喫煙具。 請求項14 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記ヒートチャンバが、たばこ葉で囲まれていることを特徴とする喫煙具。 請求項15 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の喫煙物において、前記たばこ葉が、前記ヒートチャンバで囲まれていることを特徴とする喫煙具。 請求項16 喫煙物の製造方法において、化合物を組合わせ、当該化合物をヒートチャンバに入れてヒートチャンバを形成するステップと、たばこ葉層を前記ヒートチャンバに接触させるステップと、吸引抵抗を前記喫煙物の一方の端部に配置するステップと、前記たばこ葉層に接しているヒートチャンバを覆うステップと、を具えることを特徴とする方法。 請求項17 請求項16に記載の方法において、断熱層及び/又は蓄熱層を前記ヒートチャンバとたばこ葉との間に設けることを特徴とする方法。 請求項18 請求項16または17に記載の方法において、前記断熱層を、前記ヒートチャンバを覆う前、または覆う時に、前記たばこ葉または前記ヒートチャンバの上に設けることを特徴とする方法。 請求項19 請求項16乃至18のいずれか1項に記載の方法において、前記ヒートチャンバを覆う前、又は覆う時に、前記喫煙物の一方の端部に冷却部を配置することを特徴とする方法。 請求項20 請求項19に記載の方法において、吸引抵抗とたばこ葉との間に冷却部を配置することを特徴とする方法。 請求項21 喫煙物の製造方法において、化合物を平板構造体の上に定着させるステップと、前記構造体を巻いて中空構造体を形成するステップと、前記中空構造体の内側または外側にたばこ葉を配置するステップと、を具えることを特徴とする方法。 請求項22 請求項21に記載の方法において、前記平板構造体が、たばこ巻紙、断熱層及び/又は蓄熱層を具えることを特徴とする方法。 請求項23 請求項21または22に記載の方法において、保護フィルム、断熱層及び/又は蓄熱層を、好ましくは積層化して、前記化合物上に配置することを特徴とする方法。
类似技术:
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